土砂崩れがあった現場では土砂や倒壊した家屋の撤去が完了し、30日から落石などを防ぐための土のうの設置が始まりました。
30日は、中村知事が愛媛県松山市緑町の現場を訪れ、土砂崩れで犠牲になった3人に花を手向けました。
その後、崩れた斜面のふもとを視察しながら、県の職員から今後の復旧スケジュールについて説明を受けていました。
県によりますと、ふもとの土砂や倒壊した家屋などの撤去が完了したことを受け、県は30日から小規模な土砂崩れや落石を防ぐための土のうの設置を始めたということです。
土のうの設置は来月中旬までかかる見通しで、その後、松山市が斜面が再び崩れるのを防ぐ工事を行ったあと、落石を防ぐ柵が設置される予定です。
(中村知事)
「土のうはあくまで応急(処置)なので、100パーセントとは言い切れない」
「そのあたりは忘れないでもらいたい。しっかりとした工法で工事を完了するには、1年半から2年はかかるだろう」
一方、中村知事は土砂崩れの原因の究明については、検討委員会の調査に委ねる考えを示しました。
(中村知事)
「(緊急車両用道路の)亀裂や傾斜が、“予兆”という言葉があったが、どの程度だったのかいろいろな問題があると思うが、技術的にフラットな人たちが判断するのが一番良いと思う」
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