藤田さんは父親の顔を知らずに育った寂しさや母が一人で慣れない畑仕事や育児に苦労した様子を語り、この先、同じ思いをする人がいないようにと平和の尊さを訴えました。

藤田美智子さん:
「夜になると私はよく夜泣きをしたそうです。母は『私も毎日毎日泣きたい思いだったが泣いていたら仕事ができない。死ぬ時にうんと泣いて死ぬ』と思っていたそうです」