父と妹とはときどき会う間柄 自分なりにたどり着いた「メッセージ」を伝えたい

父親と妹は今はそれぞれで暮らしていて、徳井さんはときどき会っているそうです。

徳井健太さん「家族の中でアクセスするとかしやすいのは父親のほう。父親も何とも思ってないので、別に俺に対して申し訳ないっていう感じは全然ないので。父親の方がまだ連絡取れます。妹と連絡取るのはちょっと緊張するかもしれないですね。もうちょっと時間が必要かもしれないですね。父が倒れたとか、何かあったときはしゃべれるかもしれないですけど、ちょっと家族に変化がないと妹とちょっとしゃべるのは恥ずかしいかも」

家族と社会のかたちはその場にいる人たちによってさまざまで、ヤングケアラーの問題を乗り越える答えは、ひとつに収れんされるものではないのかもしれません。

徳井さんは、自分なりにたどり着いたヤングケアラー当事者と周囲にいる大人への「メッセージ」を携えて、今後も全国で講演をしていくつもりです。