香川県広域水道企業団は、観音寺市の浄水場の水源のひとつから、国の暫定目標値を上回る有機フッ素化合物=PFASが検出されたと発表しました。

香川県広域水道企業団によりますと、観音寺市にある茂木浄水場の水源のひとつ茂木第2水源で今月(7月)、3回の検査を実施し、暫定目標値を上回る1リットル当たり59~74ナノグラムの有機フッ素化合物=PFOS及びPFOAが検出されたということです。原因はわかっていません。

企業団は、現在この水源からの取水を停止し、別の浄水場からの給水に切り替えています。また、観音寺市はこの水源の半径500メートルの範囲にある飲用の井戸について、使用を控えるよう呼びかけることにしています。