■「痛恨の極み」

県警察本部の塚本高弘警務課長は・・・
「26歳というこれから前途洋々の若者が職に殉じたということは痛恨の極み」
「本人の行為は警察官の職務を全うしたもので全警察官の鑑」
「二度と発生させないために、玉谷君の死を無駄にしないために、このような悲しい事案を発生させないよう山形県警一丸となって最善を尽くさないといけない」
時折言葉を詰まらせながら、天を仰ぐように話した。

玉谷巡査長と同じパトカーに乗っていた巡査部長の行方は未だわからず、28日も捜索が行われる。
また、山形県酒田市では、86歳の女性の行方も分かっていない。多くの人が被災する中、山形県警の警察官たちは活動を続けている。

※28日追記 午前10時50分ごろ、巡査部長とみられるもう1人も発見されました。