自見大臣「改善すべき点あった」ガイドラインも見直しへ

筆者は自見大臣の就任以来、定例会見にはほぼ毎回出席しているが、自見大臣がここまで強い言葉を使い非難するのは稀である。

筆者も含め、複数の記者から従前の機能性標示食品のガイドラインにおける健康被害報告基準が曖昧だったことにも、問題があったのではないか?と問われると自見大臣は次のように回答した。

(自見英子消費者及び食品安全担当大臣)「届け出者が評価を経て報告をすることとなっているものの、健康被害の発生の未然防止および拡大防止をはかるというガイドラインの趣旨に鑑みますと、行政への報告が2か月を要したということは適切ではなかったと考えてございます。一方で趣旨が必ずしも明確ではなく、また健康被害の情報提供が食品表示基準における遵守事項となっていないなど現行のガイドラインに改善すべき点があったということも認識してございます」

機能性標示食品制度をめぐっては、政府は5月31日の関係閣僚会合で因果関係が不明であっても、速やかに当該情報を都道府県知事および消費者庁長官に提供することなどとする対応方針を取りまとめており、施行に向けた準備が進められている。このような事態を二度と引き起こさないため、企業側と行政側、双方において万全な再発防止策を講じることが求められる。

報道情報局東京報道部 記者 尾藤貴裕