小林康秀 キャスター
万が一、溺れそうになってしまった場合に気をつけなければならないことをあらためてうかがいたいんですが?

水難学会 斎藤秀俊 理事
そういうときは「浮いて待て」とよく言いますけれども、“背浮き” という姿勢をとります。背浮きというのは背中を下にして水面に仰向けの姿勢で寝て浮かぶような形ですね。こうすると顔が水面に出て、鼻と口で呼吸できますので、まずそうやって呼吸を確保するようにしてください。

小林康秀 キャスター
まわりで見ている人たちは、どうすればいいんでしょう? どうしても助けに行きたくなってしまいますが…

水難学会 斎藤秀俊 理事
まわりで見ている人たちは、たとえば空のペットボトルなど浮き具になるようなものを探して、浮いている人に投げてあげてください。それから別の人はすぐに119番にかけて救助隊を現場に到着させてください。

小林康秀 キャスター
むやみに自分も行こうとはしてはならないということでしょうか?

水難学会 斎藤秀俊 理事
そうです。ここの中には自分ですぐ飛び込んで助けるという選択肢はありません。

中根夕希 キャスター
今回は中学生数人で遊んでいたということなんですが、川遊び、これからも子どもたちが行く可能性があると思うんですが、親御さんとしてはどのようなことを伝えるべきでしょうか?

水難学会 斎藤秀俊 理事
今、7月はまだ平日に親が家にいないときにどうしても遊びがちなんですね。平日の親のいないときに子どもだけで川で遊ばないようにということを毎日、おうちで口酸っぱく注意してほしいと思います。

青山高治 キャスター
斎藤さん、どうもありがとうございました。ポイントとしては、▽川に飛び込まない。▽向こう岸まで歩いて渡らない。そして、▽水遊びはひざ下でという一つのラインというのが大事になってきそうですね。

小林康秀 キャスター
水の流れの早い、緩いを自分で判断せずに、ひざ下ならひざ下と自分でわかった部分でしか動かないようにすると。自分で勝手に深みにはまるようなことはしないということが一番大事なんじゃないかと思います。