羽根田選手の言葉が運命を変える
(田中)「続けようと思ったきっかけは、卓也さんと出会ったことです。競技に打ち込まないのは“すごくもったいないよ”って、卓也さんは何気なく話してくださったんですけど、確かにそうだなとすごく思った」
羽根田選手と出会い、この何気ない一言で意識が変わった田中選手。その後、去年のアジア大会で2位になるなど、目覚ましい活躍をみせたのです。
田中選手にとっては初めてのオリンピック出場。一方、羽根田選手のオリンピック初出場は、16年前の2008年北京大会21歳のときでした。
以前CBCテレビに生出演した際には、当時のことをこのように振り返りました。
(羽根田)「当時のことはよく覚えているんですけど、初めてのオリンピックに翻弄されて、全然地に足が付いていなかった」

そんな羽根田選手も、過去に4回オリンピックに出場し、オリンピックを知り尽くしています。