福島市の福島学院大学が、旧避難区域に、親子の心の健康状態を調査する新たな拠点を設けました。

南相馬市小高区の小高保健福祉センターの中にオープンしたのは、福島学院大学の研究拠点です。

福島学院大学などの研究チームは、震災後から、福島県内の子どもの言葉や運動の発達状況のほか、保護者の心の健康状態を調査してきました。

福島学院大学・桜田葉子理事長「このブランチがさらなる研究の充実、情報発信をし、深い支援となることを大いに期待している」

この拠点では、浜通りの子どもの健康調査や、親子へのインタビューを行って研究結果をまとめ、子育てに役立つ情報を発信していくことにしています。