不正なマイナンバーカードを使って契約し、携帯電話機(販売価格2万2000円)1台をだまし取ろうとした疑いで24日、48歳の住居不定の金属加工業の男が逮捕されました。

逮捕されたのは住居不定の金属加工業の48歳の男です。

警察によりますと、男は23日午後2時25分ごろ、富山県砺波市内の家電量販店を訪れ、自分の写真を貼り付けたとみられるマイナンバーカードを提出、うその氏名、生年月日で携帯電話機をだまし取ろうとした詐欺未遂の疑いがもたれています。

店員が契約手続きをすすめたところ、手続きがうまくいないなど不審な点があったため、店長を通じて警察に通報しました。

警察官がその場に駆け付け事情を聞いたところ、男とマイナンバーカードの人物が別人であることがわかり逮捕しました。

調べに対し男は、偽造したカードを使って携帯電話をだまし取ろうとしたことに間違いないと容疑を認めています。

警察はマイナンバーカードの入手先など捜査しています。