子ども施策の基本となる「こども計画」について山梨県は「こどもの貧困の解消」など6つの基本方針を柱に計画をまとめていく考えを明らかにしました。

「こども計画」は「こども基本法」の施行に伴い各都道府県が努力義務で策定するもので、策定にあたり県は23日有識者を集めた会議で、計画の構成案を示しました。

計画案には「こどもの貧困の解消」や「良好な生育環境の確保」など6の基本方針が設けられ、この基本方針に基づき「教育支援」や「子育て負担の軽減」など具体的な施策を展開します。

また施策には数値目標を設けるということです。

委員からは「貧困は経済的な支援だけでなく、精神面や社会的なケアも重視すべき」といった意見が出されました。

県は今回の意見も参考に今年度中に計画を策定する予定です。