台風の上陸や通過、接近の際、防災の点では暴風への警戒が必要になってきますが、ニュースなどで伝える際、「猛烈な風」や「非常に激しい風」などの表現があります。暴風の威力はどれぐらいなのでしょうか。
天気予報やニュースで表現される「強い風」や「非常に強い風」などの表現ですが、以下のように区分されています。
風の強さの表現は、いずれも秒速で
・10メートル以上15メートル未満 やや強い風
・15メートル以上20メートル未満 強い風
・20メートル以上30メートル未満 非常に強い風
・30メートル以上 猛烈な風
東京・墨田区の本所防災館では暴風雨を体験できるコーナーがあります。1時間に50ミリの「非常に激しい雨」と風速30メートルの「猛烈な風」を体験しました。

中山隼仁気象予報士「暴風が加わるともう目を開けていることもできません。危険な状態で何もできません」