変わる高校球児「長袖」続々 暑さ対策+機能性向上で

井上キャスター:
スポーツの現場も変わってきています。高校野球の球児も圧倒的に長袖の選手が多くなった印象です。2023年に優勝した慶応も先発メンバー全員が長袖だったということです。

ベースマン立川店の星さんによると、「数年前まではほどんどが半袖でしたが、現在は売り場の半分が“機能性重視”の長袖」だといいます。

松田丈志さん:
物によっては体の動きをサポートしたり、体幹の保持を強化してくれるものもあったりします。

スポーツの試合は一日だけではありません。数日間パフォーマンスを保つという意味では、直射日光で日焼けをしてしまうと、その分、疲労も溜まっていくので、体へのダメージを減らしていくという意味合いもあるのかなと思います。

井上キャスター:
今までは直射日光を浴びても、「別に日焼けすればいいじゃないか」という雰囲気でしたが、日焼けをしないことが疲労を軽減するという考え方になっていますね。

松田丈志さん:
プールも昔は男の子は上半身裸が当たり前でしたが、今はラッシュガードを着るのが当たり前になってきています。日焼け対策は大事ですね。水遊びでも、直射日光と熱中症には気をつけてほしいと思います。

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<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父