1021グラム。これは、福島県内で1人が1日に出すごみの量です。私たちが日々、集積場に出しているごみ。その先でどんな処理が行われているのか。子どもたちと考えるイベントが会津若松市で開かれました。
会津若松市の集積場で作業員が集めているのは、この日に出された燃えるごみ。その様子を見学しているのは、夏休みに入ったばかりの子どもたちです。

子どもたちに、ごみを処理する過程を実際に見て学び、分別や削減について考えてもらおうと、市が企画しました。
ごみを積んだ収集車は、焼却施設へと向かいます。1日に200トンあまりのごみを処理できるこの施設。クレーンを使って、焼却炉に運ぶ作業を、子どもたちは真剣なまなざしで、見学していました。

参加した小学生「クレーンゲームしているみたい。(ごみは)想像以上に多かった。ご飯を残さないことやリサイクルを大事にしたい」