燃えるごみの“分析結果”にポイントが…

福島県が調査した、燃えるごみを分析した結果、35%が生ごみであることがわかりました。そして、14%がリサイクルできる紙や容器包装のプラスチックでした。

資源ごみはリサイクルすること、そして、生ごみを減らすことが、ごみを減らすポイントになりそうです。ごみが増え続けることで、環境汚染はもとより、埋立地の不足なども指摘されています。

南相馬市では23日、生ごみを減らす取り組みも行われました。

南相馬市の会議室で、組み立てられた段ボール。この段ボールに、腐葉土と米ぬかを入れると、生ごみを分解してたい肥に変えるコンポストになります。

県は、南相馬市などの80世帯を対象に、こうしたコンポストでどれだけごみが減るのか、調査する事業を23日から始めました。このほか、ごみの量を減らす方法を県の担当者が説明し、参加者は、水を切ること、食材を使い切ることなどのポイントを学んでいました。

参加者「買っても冷蔵庫に入れてうっかり賞味期限が切れてしまったりとかを注意しようと思います」

調査は11月まで行われ、結果は年明けにも公表されるということです。生ごみの80%は水分だと言われていて、しっかり乾燥させるだけでも、ごみの量を減らすことにつながります。