東北財務局の新しい局長に就任した太田原和房氏が22日記者会見し、「企業の経営改善支援などに取り組む」と抱負を述べました。

東北財務局長に7月1日付けで就任した太田原和房氏は、神奈川県出身の53歳。財務省や金融庁などで業務にあたり、最近では東京証券取引所の市場改革や新NISAの導入などに携わりました。

太田原局長は、「東北での勤務は初めて。金融仲介機能の発揮が東北でしっかりできるよう配慮したい」と抱負を述べました。

東北財務局 太田原和房局長:
「被災地も抱えているし、人口減少などもある中で、企業の経営改善支援や事業再生支援に金融機関が貢献できるよう、監督当局としてもしっかりモニタリングしたい」

また、スタートアップ支援や金融教育にも力を注ぎたいと語りました。