9月24日に開幕する女子の世界バレーに向けてバレーボール女子日本代表が21日、最後の紅白戦を兵庫県姫路市で行った。この日、59歳の誕生日を迎えた眞鍋政義監督は試合後に、選手達からサプライズで祝福された。

世界バレーに向け日本のファンの前で行われた姫路での紅白戦最終戦。代表選考を兼ねた試合は各セットでメンバーを入れ替えながら3セットマッチで行われた。眞鍋監督は「日本の選手同士なので、選手の評価に関してはしづらい部分がある。真ん中のバックアタックはボール2つ分くらい長いので今後決まらない可能性があるので早急に調整したい」と今後の修正点をあげた。

約1か月後の本番に向けては「この世界バレーがどれだけ重要かは当然理解していますし、選手に何回も話しています。我々の目標はベスト8を最低目標にしていますので、少なくとも3次リーグ(決勝トーナメント)進出までは行きたいと思っています」と話した。
    
試合後に古賀紗理那キャプテン(26)がコート上で「きょうは監督の誕生日です。せーの!」と音頭をとりバースデーソングを合唱。バースデーケーキも登場し、選手たちからのサプライズに照れながらコートで記念撮影に応じた眞鍋監督。59歳の抱負を問われると「最終目標はパリのオリンピックでメダル。それに向かって世界バレーでも目標を達成する。それ以外は全く何もございません」と力強く語った。


【世界バレー日程・1次ラウンドD組(オランダ)】
9月25日(日)vsコロンビア
  26日(月)vsチェコ
  28日(水)vs中国
  30日(金)vsブラジル
10月2日(日)vsアルゼンチン


※1次ラウンドは各組の最終成績上位4チーム(計16チーム)が2次ラウンドに進出。
 2次ラウンドでは、16チームが2組に分かれて、別組から勝ち上がった4チームと対戦。
 各組の最終成績上位4チーム(計8チーム)が決勝トーナメントに進む。