中国共産党は悪化する地方財政を健全化するため、消費税の税収を地方に配分するなどの税制改革に取り組む方針を示しました。
中国共産党は先週、長期的な経済政策の方針を決める会議、「3中総会」を開き、中国独自の発展モデルである「中国式現代化」を推進するための改革を中国建国80年にあたる2029年までに行うことを決定しました。
これを受けてきょう、中国共産党は会議で決定した改革内容を発表しました。
それによりますと、▼低迷する不動産市場を活性化させるため、地方政府の裁量を増やすことや、▼悪化している地方政府の財政を改善するため、これまで中央政府の収入源だった消費税の一部を地方に回すことで、地方政府の自主財源を増やすとしています。
また、少子高齢化に対応するため、定年の段階的延長などに取り組むとしています。
このほか、「中華民族意識を高めるため」として、宗教問題に対する法の支配を強化することなど、党による社会統制を強化する内容も盛り込まれています。
注目の記事
「大人の財力で手に入れたい」シール集めは“リベンジ” 平成レトロ注目は「平成女児」【Nスタ解説】

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を
