台風3号は、フィリピンの東を1時間に約15キロの速さで北西へ進んでいます。
台風3号は、今後発達しながら、フィリピンの東から沖縄の南を北上し、24日から25日頃にかけて非常に強い勢力で沖縄地方に接近するおそれがあります。

気象庁によりますと、20日午後3時に発生した台風3号は、21日12時にはフィリピンの東の北緯16度55分、東経125度00分にあって、1時間におよそ15キロの速さで北西へ進んでいます。

中心の気圧は994ヘクトパスカル中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートルで中心から半径440キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いています。

【防災事項】
沖縄地方の沿岸の海域ではうねりを伴い、24日から25日頃にかけて先島諸島では大しけとなり、台風の進路等によっては、沖縄本島地方と大東島地方でも大しけとなるおそれがあります。
また、台風の進路等によっては、先島諸島では24日から25日頃にかけて、暴風、警報級の大雨、警報級の高潮となるおそれがあります。