助けに行ってはいけない!なぜ?
事故現場に居合わせた際にやるべき3つのことを整理します。
(1)周囲の人に知らせる
(2)119番通報をする(海での事故の場合は118番)
(3)浮くものを投げる
この浮くものを投げるというのは呼吸を維持されるためにも大切になってきます。

そして、「助けにいくということもしてはならない行為」になります。溺れた人は冷静な行動がとることが難しく、救助者を巻き込む可能性もあります。決して助けるために海や川に飛び込まず、通報したり、浮くものを投げることなどが大切な救助方法になるんですね。

また、宮城海上保安部がまとめた、2019年から2023年の過去5年間の海での事故を、発生場所ごとにみると、14人全てが遊泳禁止の所で事故に遭っています。去年6月には、当時、開設されていなかった深沼海水浴場で、2人が海水浴中に溺れてうち1人が亡くなりました。海水浴をするなら、遊泳が可能な所でということを守らなければなりません。