バングラデシュで公務員採用の優遇措置に反発する学生らのデモが激化していて、治安部隊との衝突などで、18日までに少なくとも32人が死亡したと報じられています。
バングラデシュでは今月に入り、公務員採用の優遇措置の廃止を求める学生らの抗議活動が全土に拡大。
デモ隊の一部が道路を封鎖したり、建物に放火したりと暴徒化していて、AFP通信は、18日までに治安部隊との衝突などで少なくとも32人が死亡、1000人以上が負傷したと報じました。
公務員の優遇措置は、1971年のパキスタンからの独立戦争に加わった兵士の子孫に3割の採用枠を割り当てるもので、政府はすでに廃止を決めたものの、裁判所が先月、この決定を覆す判断を示したことで反発が広がりました。
ハシナ首相は国営テレビで演説し、事態の沈静化を図りましたが、その後、テレビ局の本社がデモ隊によって襲撃されるなど、収束の気配はなく、バングラデシュにある日本大使館も現地にいる日本人に安全確保を呼びかけています。
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