混雑回避でお得なサービス 洗濯&食事も“価格変動”

井上貴博キャスター:
時間帯や需要に応じて価格を調整する『ダイナミックプライシング』が広がりを見せています。コインランドリーの大手チェーンでは2024年4月からサービスを開始。現在、「wash-plus」など13店舗が導入しているそうです。

価格変動の仕組みは、“曇りが続くと来店客減” “雨が続くと来店客増”というこれまでの稼働データに、天気予報を加えたものをAIが分析します。

wash-plusでは、変動する価格を“予報”し、事前に確認と比較ができるそうです。(専用アプリへの登録と使用するコインランドリーとの連動が必要)

さらに飲食店でも実証実験が始まっています。TOPPANは7月から4店舗でセンサーを設置し、混雑状況をリアルタイムで把握し、さらに天気/曜日・時間帯などを加えたものをAIが分析し“適正価格”を予測するということです。

利用者は専用アプリ「イマショク」で混雑度を確認できるそうです。また空き状況に応じてポイント付与率UP(ポイントは次回の来店以降使用可)などのサービスが受けられるそうです。

実証に参加した飲食店Bistro comaの担当者は「平日や早い時間の空席を埋める効果に期待したい」といいます。

実証実験は2023年にも行ったそうですが、売上が2割増えたお店もあったそうです。