県産米「つや姫」と「雪若丸」のブランド力を強化するために、生産量などを話し合う会議が開かれました。
認知度が上がり、需要が高まっていることなどから、来年の雪若丸の生産量をおよそ2割増やすとしています。
吉村知事「つや姫、雪若丸のブランド力をさらに強化し、高品質でおいしいお米を全国の消費者の皆様に届けていく必要がある」

会議は、吉村知事を本部長に、大学教授、観光業や流通業の関係者が出席し、来年のブランド米の生産量が話し合われました。

それによりますと、雪若丸は、高温に強く、全国での認知度があがり、需要が高まっていることなどから、作付面積は今年産より1000ヘクタール増やした6600ヘクタール、生産量はおよそ5900トン増やした3万8900トンとするということです。

県農産物販開拓・輸出推進課 槇英毅 課長「6年販売から経って認知度が高くなってきている。おいしさが知られてきている。今が攻め時だという声もいただきました。生産量をもっと増やすように声を頂いた」

一方、つや姫の生産量は、すでにトップブランド米としての評価が確立されているため、価格を下げないためにも600トンの微増となりました。

県農産物販開拓・輸出推進課 槇英毅 課長「つや姫はトップブランド米高価格帯で、完全に認知されているという話を頂いた」

県では、ブランド力を維持しながら生産量を増やすことや、高温対策として農家にはえぬきから雪若丸への転換も呼びかけていくとしています。














