福島を代表する果物、モモの主力品種「あかつき」の出荷が、早くも始まっています。伊達市では、これまでで最も早い収穫です。
阿部真奈記者「伊達市保原町の桃畑です。赤く色づいたあかつきがたくさんなっていて、モモのさわやかな香りが広がっています。」
伊達市保原町にあるモモ畑では、15日から県のモモの生産量の半分を占める主力品種「あかつき」の収穫が始まりました。
伊藤果樹園・伊藤祐治さん「通常だと8月1日~5日ごろから収穫になるけど、2週間から3週間、通常より早いと思う」
収穫したモモが集まる伊達市の共選場では、朝、採れたあかつきが次々と運び込まれ、出荷作業に追われていました。
今年は春先から気温が高い日が続いたことなどから、これまでで最も早く、収穫が始まったということです。JAふくしま未来によりますと、今年のあかつきは雨が少なかったことから、例年より実は小ぶりですが、甘さは十分だということです。あかつきの出荷のピークは来週前半の予定で、市場に出回るのは7月いっぱいになる見込みです。













