航空自衛隊三沢基地(青森県)は、隊員食堂で朝食を不正に2食分食べたとして、3等空曹の隊員を停職処分としました。

処分を受けたのは、三沢基地北部高射群第2指揮所運用隊所属の3等空曹です。

三沢基地によりますと、3等空曹は3年前の2021年4月に隊員食堂で、一人2個までと決められているパンを4個取って自分の部屋に持ち帰った上、さらに食堂で定食を食べるなど、不正飲食したとされています。

同じ部屋の同僚が不審に思い、上司に相談したことで発覚しました。

調べに対し隊員は「どうせ余るから問題ないと思った」と話し、三沢基地は16日付で停職6日の懲戒処分としました。

処分を受けて三沢基地の藤田輝章基地司令は、「誠に遺憾です。引き続き規律の維持につとめてまいります」とコメントしています。