冷やし中華は“切ない料理”!? 作るのが大変でも反応は…

小笠原キャスター:
そして、次の問題です。“作るのが大変なのに家族のテンションが上がらない問題”です。“冷たい麺”という共通点により、そうめんと一緒に冷やし中華がくくられているのでは?ということで、いつ冷やし中華を食べたか意外と覚えていないということです。

料理研究家のみないきぬこさんによると、「冷たい料理は香りが立たないので、カレーのように『今日カレーなんだ。お腹すいてきた』とはならない」とのことで、なかなか報われない“切ない料理”の代表格だということです。

他にポテトサラダも手間がかかるが、なかなか報われない“切ない料理”だということです。

みない流「簡単冷やし中華」をご紹介します。冷やし中華で手間がかかるのは錦糸卵です。薄焼きをして細切りにしないといけないのですが、卵を溶いてレンジでチンをしてほぐす、スクランブルエッグ風にすることで時短になります。

さらに、「チャーシュー」「ハム」なども細く切る必要がありますが、コンビニのサラダチキンをほぐせば良いのではないでしょうか。

松田丈志さん:
サラダチキンなら全然邪魔しないので良いと思います。

小笠原キャスター:
最後に、きゅうりも細切りにします。包丁を使わず、きゅうりを袋に入れて棒で叩いて崩すのはいかがでしょうか。

以上の工程をすべて合わせて5分ぐらいで「包丁いらずの冷やし中華」の完成です。

松田丈志さん:
なんか豪快な感じになりましたね。“メシ感”があります。

井上キャスター:
“男メシ”って感じがしますね。

ホランキャスター:
この方法だったら別にあんまり思い出に残らなくても、切なくはならないっていう理解でいいですか?

小笠原キャスター:
作ってくれたら感謝しましょうってことですね。「冷やし中華は大変なのに作ってくれてありがとう」という気持ちを持って食べると。

ホランキャスター:
それはもちろんそうですね。

井上キャスター:
私の実家では、冷やし中華が出なくなりました。あまりにも子どもたちのテンションが上がらないので。

松田丈志さん:
子どもたちが学校に行っている時に、大人だけのランチで食べたりしていますね。子どもはあまりテンションが上がらないのかな。

ホランキャスター:
具が減って麺だけ余ったりしますからね。

==========
<プロフィール>

松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父