沖縄と九州の海上物流を支える、琉球海運の新しい貨物船「かりゆしII」が完成し、あす(17日)就航します。
16日朝、那覇新港ふ頭にお目見えしたのは琉球海運の新たな貨物船「かりゆしII」です。
全長181.5メートル、総トン数1万1900トンで、琉球海運が所有する船舶では最大級の積載能力を持ち、乗用車281台とトレーラー168台など最大7240トンを輸送できます。
水の抵抗を受けにくい船型に変更し、最適な航行を支援するシステムを新たに導入したことで、これまでより約6%の省エネ効果が期待されるということです。
▽琉球海運・角善晴 常務取締役
「海運業というのはどうしてもいろいろと燃料をかけます。これが少しでも減ることによってCO2が削減できる。これは我々がとにかくやりたかったこと」
「かりゆしII」は博多ー鹿児島ー那覇を主な航路としていて、16日夕方に荷物を乗せ、17日に運航を開始する予定です。