本格的な夏の観光シーズンを前に、海上保安部や警察などが桂浜で水難事故救助訓練を行いました。
訓練は観光客の増加が予想される夏休みシーズンを前に、桂浜を訪れた観光客の水難事故を防ごうと、2011年から毎年行われていて今年で13回目です。7月16日は、高知海上保安部や警察、桂浜水族館の従業員などおよそ30人が参加。観光客に注意を呼び掛けるタイミングや言葉遣いなどを学んだあと、人が流されたという想定で実際に救命用のうきわを投げ、シートを使って溺れた人を運ぶ訓練を行いました。最後には心臓マッサージの訓練も行われ、参加者は手の形や圧迫する場所に注意しながら臨んでいました。

(高知市観光企画課 丸山貴匠 課長)
「桂浜は非常に美しい海とは異なって特殊な地形で、波の変化が非常に激しく高波が発生する場合があるので、波打ち際には決して近寄らないということが大事になってきます」
高知海上保安部は、海で水難事故を見かけたら118番に連絡してほしいとしています。














