那覇市では15日、108年ぶりに3日連続の猛暑日となるなど各地で厳しい暑さが続いています。この暑さ、影響を受けているのは人間だけではありません。動物たちも暑さに耐えています。


連日30度以上の真夏日となっている沖縄こどもの国。うだるような暑さにホワイトライオンは日陰でぐったり。カバは水の中に潜ったままで、動物たちにとっても厳しい暑さとなっています。


こちらはエミューの飼育場。日よけの幕を張り水浴びをさせるなど暑さ対策に余念がありません。


暑くて長い沖縄の夏を元気に過ごしてもらおうと14日「アイスまつり」が開かれました。


沖縄こどもの国が毎年この時期に企画している恒例行事で、今月誕生日を迎える11種類の動物にそれぞれの好物で作った特製の氷が送られました。

イタチ科でカワウソの仲間、一番小型のコツメカワウソにはエビを入れた氷をプレゼント。飼育員の手から素早く奪うと、一目散に飛びつきました。勢いよく食べる姿に子どもたちは興味津々。


「エビを必死に手でつかんでいるところがかわいいと思いました。(Q.カワウソさんこれからどういう風に育って欲しい?)元気よく育って欲しいと思います」


沖縄在来の豚「島ウヮー」は日陰を求めてうろうろ。


果物などで飾りつけしたオリジナルのかき氷が差し入れされると美味しそうにほおばっていました。


「豚は、草とかそういうものしか食べないのかなぁと思ったら、人間の食べ物も食べるんだなぁと思いました。色んなもの食べて大きく育って欲しいです」


夏はまだ始まったばかりですが、動物たちは特製のアイスで束の間の涼しさを満喫している様子でした。