世論調査はそれでも“互角” 討論会後から持ち直す結果に
一方、この1週間に発表された主要世論調査では、バイデン大統領への“撤退圧力”はそこまで影響していないことが分かる。
▽ABC/ワシントンポスト/イプソス 世論調査(7月5-9日実施)
バイデン氏 46% VS トランプ氏 46%
▽エマーソン大学 世論調査(7月7-8日実施)
バイデン氏 43% VS トランプ氏 46%
▽NPR/PBS/マリスト大学 世論調査(7月9-10日実施)
バイデン氏 50% VS トランプ氏 48%
6月末の討論会後に落ちたバイデン氏の支持率は持ち直していることがうかがえる。ホワイトハウスのジャンピエール報道官もこの点を主張し、不安を払拭するべく発信をしている。
バイデン大統領は、現地時間15日にNBCテレビのインタビューに応じる予定だ。共和党大会が始まる日にあわせて行われるインタビューで、民主党内の亀裂をさらに広げることになるのか、それとも、能力をアピールするチャンスに変えられるのか。バイデン大統領の一挙手一投足に注目が集まる。