去年12月、沖縄本島内で16歳未満の少女を誘拐し性的暴行を加えたとされる米空軍兵の初公判が、12日午後、那覇地裁で開かれます。

米軍嘉手納基地所属の兵長、ブレノン・ワシントン被告は去年12月、沖縄本島内で16歳未満の少女に声をかけて車で連れ去った後、わいせつ目的で自宅に連れ込み性的暴行を加えたとして、わいせつ誘拐と不同意性交等の罪に問われています。


きょう午後1時半から那覇地裁で開かれる初公判では、ワシントン被告が起訴内容を認めるかどうかが注目されます。



ワシントン被告は起訴後、米側から日本側に身柄を引き渡されていましたがその後保釈され、現在アメリカ軍の管理下に置かれています。


事件をめぐっては沖縄県側に半年あまりにわたって情報共有が行われておらず、日米の通報体制が形骸化していたことが浮き彫りとなりました。