▽上江洲茂生窯 2代目・上江洲史朗さん
「僕は習ったことなくて。やっぱり親父も昔の人だから“見て覚えろ”みたいな感じなので。あと1本薪を入れるか、焼き過ぎかなとか考えながら、自己満足かもしれないけど、焚いていて楽しいですね」
「温故知新」には初参加となる上江洲さん。その貴重な技法を使い、父・茂生さんも得意としていた厨子甕などを製作した。
▽上江洲茂生窯 2代目・上江洲史朗さん
「親父もずっと続けていなかっただろうし、(ふくら舎が)しつこく“赤絵やってよ”と言ってくれていたので、自分も見ることができたんですね」

下地さんらの“おせっかい”は、伝統技術の光を灯し続けることに一役買っているようだ。
変わって、読谷山焼(ゆんたんざやき)・北窯の職人、松田共司さん(69)。
「温故知新」には2度目の参加。
▽桜坂劇場・下地久美子さん
「脅しに脅されて作ったのがこれですよね?」
▽読谷山焼・北窯 松田共司さん
「そうね(笑)」
数々の賞を受賞してきた松田さんだが、「復刻の難しさ」を感じている。