「置き配できる」物件の魅力に?オートロックでも玄関前まで…

井上キャスター:
そして引っ越しをする場合、次に住む物件に“置き配対応がある方が良い”と答えた方が圧倒的に多いことがわかりました。

置き配ができない場所として、オートロック付きの物件がありますが、オートロックでも中に入れるようにする取り組みが進んでいます。置き配指定の荷物に添付されているQRコードを読み取り、バーコードをスキャンすると、オートロックが解錠され、玄関前に置き配することができるというサービスがあります。

入館時に必ず履歴が残るため、セキュリティ面もカバーできるというものです。大型マンションに宅配ボックスがあっても、空いていない場合がありますが、そのような課題もクリアできます。

ホランキャスター:
配達員の方の配慮にありがたいなと思ったことがあります。置き配でドアの前に荷物を置いていただくのですが、ラベルに書いてある名前や住所が見えるのがちょっと心配じゃないですか。そのラベルの名前が見えないように荷物の上にメモを一枚置いてくださる方がいらっしゃって、キュンとしちゃったんです。

本当にお忙しい中、荷物量も多いと言われているのに、そこまで考えてくださるというサービスが細部に行き渡っているからこそ、大変になっている部分ももちろんあると思うのですが…

田中ウルヴェ京さん:
日本のサービスですよね。雨にちょっと濡れてしまいそうな場所が自宅の玄関にあるのですが、きちっと奥の方まで運んでくださり、タオルのようなものをちゃんとかぶせてくれます。ちょっとしたことが本当にありがたいです。

ホランキャスター:
だからこそ私たちも皆さんが配達しやすいように、ちゃんと工夫しないといけないなと思いますね。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ 京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 慶應義塾大学特任准教授
アスリートの学び場「iMiA(イミア)」主宰