「信じていますから」

そして迎えた懇談の日。離島手当の拡充を含む要望について、伊藤大臣は。
伊藤大臣「基本的に私はみなさんがご要望したことはできるように、環境省が動くようにと指示している」
滝下さん「信じていますから、どうかお願いします」
大臣は改善への思いを口にしたものの、環境省としての回答は「見直しも含めて考える」に留まり、滝下さんが望んだものではありませんでした。
懇談中に症状が出た参加者も
午後、伊藤大臣は熊本県天草市の御所浦島に渡りました。
懇談した『水俣病患者連合』が求めたのは、離島手当の増額と、鍼灸師やマッサージ師などによる治療範囲の拡充でした。
伊藤環境大臣「治療範囲を広げられないかどうかについては、環境省の前田部長に厚生労働省とやりあって結論を出していただきたい。できれば広げてほしい」
一方で、懇談の最中には参加者に症状が出て中断する場面もありました。

水俣病患者連合の関係者「これは今だけではなくてずっとなんですよ。24時間震えている。『もうこのまま寝たきりになる』っておっしゃいます、『もうダメ』って」
団体側が求めたこと
団体側はこれまで要望に対する回答がないことから、きのう(7月10日)、回答の期日を明記した誓約書を求めていました。
しかし、国と熊本県は署名しませんでした。
環境省の担当者「議論した経緯を整理したいということだったので、そこを含めて相談させていただければ」

懇談の最後、来年度の概算要求の前に再び水俣を訪れ、説明するよう求められた伊藤大臣。自身が訪れることについては、明言を避けました。
伊藤環境大臣「できれば来たいと思っています。ただもう8月は日程が相当びっちりなんですね。約束できないんですけど、副大臣・政務官・事務方などが来て説明出来ればと思います」
7月19日には国と県、一部の団体が、今回の懇談で挙げられた要望について話し合うことが決まっています。














