専門家へ経済のぶっちゃけ話を聞く番組『経済の話で困った時にみるやつ』。今回は「保険との付き合い方」をテーマに公的医療保険の基礎から保険を見直す時の考え方などについて専門家にホンネを聞きます。
◆出演◆
末廣 徹(大和証券チーフエコノミスト)
井上 ヨウスケ(ファイナンシャルプランナー)
赤荻 歩(TBSアナウンサー)
【経済の話で困ったときに見るやつ】過去の配信はこちら
(以下、TBSNEWS「経済の話で困ったときにみるやつ」#8配信より一部抜粋)

今回のポイントは4つです。
1:そもそも保険の役割ってなに?
2:日本の公的医療保険の基礎解説
3:貯蓄型・掛け捨て型保険の考え方
4:保険と貯蓄 それぞれの防衛戦略
■保険でカバーすべき分野は「火災保険」「死亡保険」「車」

ファイナンシャルプランナー 井上ヨウスケさん:
保険に入ってないと人生が詰んじゃうというようなものこそ保険で備えないといけない。例えば、火災保険とか、死亡保険とか、もしくは車で事故をして賠償を負う責任があるとか、最近だと自転車の事故とかもその分野に入ってくる。一方、例えば、何かあったときにお金がそんなに多く必要ないという場合に関しては、もう貯金で払える可能性がある。
赤荻歩アナウンサー:
医療保険、がん保険というところは1回が多いところには入らないということですが、そこがとても気になるんですよ。やはり医療ってお金かかるじゃないかと。そのあたりを見ていくと、日本の公的医療保険について説明しなきゃなりませんよね。