“ネットいじめ”が大きなテーマとなった今回の新潟県いじめ問題対策連絡協議会では、子どもたちのスマホの適正利用について話し合われました。
「親や行政や学校から与えられたルールでは、なかなか厳しい。限界がある」
「どういう問題がありどういうことを自分たちですることができるか、という“主体的な問い”を子ども自身に発しないと、この問題は進まないと思う」
「SNSというものは“みんなが幸せになるための道具”なんだよねと、どれくらいの生徒に伝えていけるか…」

また、ネットいじめは早期発見が難しいことから、子どもたちがスマホで気軽に相談できる仕組み作りや、異変に気づいた大人が通報することが大事、などの意見も出されました。
【新潟県 佐野哲郎教育長】
「自身のネットの使い方や、ネットを使った“いじめ”についてどう考えていくのかを、子どもたち一人一人が考えていく機会をたくさんつくることが今後は必要」

新潟県では今年11月に、「いじめや不登校をどう防ぐか」を子どもたちでディスカッションする催しを、新潟市で行う予定です。














