停滞する梅雨前線の影響で記録的な大雨となっている山陰地方。
出雲市大社町では県道が崩落し、その先にある日御碕地区では235世帯が孤立状態に。観光客67人も取り残されました。
また、崩落現場には今にも落下しそうなタクシーが1台。
ドライブレコーダーが道路崩落の緊迫の瞬間をとらえていました。
入江直樹 記者
「出雲大社から日御碕に向かう道です。道路が大きく陥没しています。タクシーが落ちかかっています。」
土砂が流れ落ち、完全に崩落してしまった道路。
その脇には、今にも落ちそうなタクシーが1台取り残されています。
停滞する梅雨前線の影響で、激しい雨が降り続いた山陰地方。
出雲市では、けさまでの24時間降水量が211.5ミリと7月の観測史上最大となるなど、記録的な大雨となっています。
こうした雨の影響で、9日、出雲市大社町では県道が大きく崩落しているのが確認され、現在全面通行止めに。
日御碕地区に通じる唯一の道路が寸断されたため、現在、235世帯およそ550人が孤立状態になっています。
こうした状況を受けて、この地区に帰宅できない人のための避難所も開設されました。