今回の大雨、松江地方気象台と鳥取地方気象台は当初、9日午前5時台に気象情報を発表。「9日夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷、急な強い雨に注意してください。」とし、一旦「突風と落雷に関する気象情報」を終了しました。

しかしその後、梅雨前線が予想よりも南下し山陰地方に停滞。午前中に激しい雨が続いたことから、松江地方気象台が午前10時48分に「大雨と突風及び落雷に関する気象情報」を発表しました。

午前11時17分には鳥取地方気象台も「鳥取県では、当初の予想を上回る大雨となっています。」として、大雨と突風及び落雷に関する気象情報を発表し、多い所で1時間雨量25ミリ、24時間雨量50ミリの予想雨量としました。

しかし午後0時34分、鳥取地方気象台はさらに気象情報を発表。予想雨量について、多い所で1時間雨量50ミリ、24時間雨量100ミリと上方修正しました。

結局、鳥取県側でも、降り始めからの降水量が、米子で137ミリ、境で135.5ミリなど、大雨となりました。