山陰地方では9日大雨となり、特に島根県松江では3時間雨量が108ミリの観測史上最大を観測し、記録的大雨となりました。
今回の大雨については、気象台が「当初の予想を上回る大雨」とし、予想雨量を上方修正するなどしました。気象予報士は、予想がかなり難しい状況だったと指摘します。

山陰地方では9日、停滞している梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になったことから大雨となり、松江や出雲では50ミリを超える1時間降水量を記録。3時間降水量は松江で108ミリと観測史上最大を記録しました。
また、6時間降水量も松江で165ミリ、出雲市斐川で161.5ミリと、いずれも観測史上最大を記録しました。

松江市や出雲市では午後4時時点で、床下浸水9件、道路冠水41件が報告されているほか、アンダーパス等の車内閉じ込めも出雲市で3件報告されています。