『ふるさと納税』やる?やらない?

総務省によると、ふるさと納税の受入額は年々増加していて、2022年度は約1兆円、件数にして5000万件を超える規模になった。

ただ、ふるさと納税の実施者は全体の納税者のうち、わずか2割弱…。

『東京都』をはじめ全国の自治体等も指摘するように、現在においてもさまざまな課題がある「ふるさと納税」の制度だが、国が認めている公式な制度である以上、我々納税者としては制度をうまく活用したいところだ。

そして、現状のふるさと納税は、本来の理念や意義とは少しかけ離れたところにあるようにも思える。

そこで、ふるさと納税の制度そのものに反対でないのであれば、
▼ふるさと納税をする予定の方は、本来の制度の主旨を踏まえつつ、
▼ふるさと納税をやったことがない方は、制度の主旨を踏まえながら、上限額いっぱいを目指そうとせず、
今年こそは「ふるさと納税」をやってみるのも、『ふるさと納税で日本を元気に』する、一つの手段なのかもしれない。