2死3塁1塁となって、打席には具志川商業の6番・宇地原。ライトの頭上を越す
タイムリー3塁打。2点を奪い試合を動かします。

スタンドからのエールに応え8回、9回と貴重な追加点を挙げた具志川商業は、4点をリードして最終回のマウンドをエースナンバーの山城琉一輝に託します。

▽具志川商業・山城
「お互い仲もよくて少し力んだ部分もあったけど、全力投球で悔いのないピッチングをしました。」

ランナーを許すも、気持ちで後続を打ち取った山城。シード・宜野座を破り3回戦進出を決めました。

▽具志川商業・宇地原
「今日勝つまで練習試合と公式戦を通して1回も勝ったことがなくて、すごく仲の良いチームでもあるので、最高の気分です」



▽宜野座・比嘉
「自分が2年半やってきたことは全て出し切れたので、自分個人としては悔いはないです」「具志川商業には甲子園にいって俺たちの思いまで戦ってきてほしいです」

ベスト16が出そろった選手権沖縄大会。甲子園まではあと4勝。来週末からはさらなる熱戦が期待されます。甲子園切符を掴むのはどの高校か、決勝は7月21日の予定です。(片野達朗)