過酷なトレーニングが実を結ぶ 日本代表としてアジア大会へ

スピードスケートのトレーニングは氷上だけではありません。

持久力や筋力を鍛える過酷な陸上トレーニングも中学生ながらにこなします。

この日はバイクを使ったトレーニングを2時間かけて3セット。

陽菜さんの表情も険しくなります。

コーチ「坂行っとくよ」

最後は疲労で動かない足にむちをうち、坂道をダッシュします。

大原陽菜さん「吐きそう」

友達と遊ぶのは月に1度だけ。

これだけ頑張れる理由があります。

大原陽菜さん
「やっぱり自分のためだから試合で勝つためにきついときでも追い込んで頑張っています」
「将来はオリンピックで金メダルをとることが目標です」

努力を惜しまない陽菜さんに6月、朗報が舞い込みました。

ショートトラック4種目の日本代表に選ばれ、8月、アジア大会に出場することが決まったのです。

大原陽菜さん
「初めての世界大会だからメダルをとれるように頑張りたいです」

太宰府から世界へ。夢の大舞台に向け、驚異の中学生が着実に歩みを進めています。