米沢市ではきょう、警察と消防が合同で水害対応訓練を行いました。大雨の中行われた訓練では、水害に備えてお互いの機材の確認や、情報共有をはかりました。
この訓練は、水害が起きた際に迅速に対応するため、警察と消防それぞれが持つ装備品を知り、情報共有の方法などを確認することで連携を強めようと、今回初めて実施されました。


きょうは警察や消防からおよそ50人が参加し、最上川の中州を、浸水で孤立してしまった住宅と想定して、取り残された人をボートで救助する訓練が行われました。

また、現場には災害現場の様子を映像でリアルタイムに確認することができる機器も持ち込まれ、警察や消防が互いの機材について理解を深めていました。

米沢警察署 筧悠駿さん「互いの装備資機材、救出方法を確認しあえて、行った訓練を糧に、一人ひとり連携して声を出して、現場ではより多くの人、住民を救いたい」

米沢消防署 数見等 署長「こういった状況だと、警察の情報、我々が持っている情報のすり合わせが非常に難しくて一つの情報が錯そうするので、まずはしっかりと一つの情報にまとめて共有して、お互いが認識することが大事になると思う」

訓練は、雨脚が強まる中続けられ、ゴムボートで助けを待つ人を救助する過程でも
連携して情報共有する方法を確認していました。














