「対局場所のすぐ隣で盛り付けを…ドキドキしながら準備した」

自信満々の北川専務。結果は。

(きた川 北川大輝専務取締役)
「びっくりしました。一番に嬉しいと思いましたね」

なんと、藤井七冠が1日目の午前のおやつに選んだのです。連絡をもらった北川専務は漆塗りの器持参で対局会場に出向き、徳川園で「へそくり餅」の盛り付けを行ったそうです。

(きた川 北川大輝専務取締役)
「対局する場所のすぐ隣の部屋で盛り付けをさせていただいたので、ドキドキしながら用意した」

反響は、すぐにあらわれました。翌日、店には遠方からの将棋ファンの姿も。

(千葉県から)
「大盤解説会の前に食べようかなと思っています」

この日は1時間ほどで、ヘそくり餅約1000個が完売しました。

(きた川 北川大輝専務取締役)
「普段の倍くらい来ていただいたかと思います。藤井さんに食べてもらったことで、その影響で来ていただいているのと感じます」