3年後の和牛オリンピックに向けて、県内の生産者らが推進協議会を立ち上げ、おおいた和牛の金メダルを目指します。

2027年夏に北海道で開催される全国和牛能力共進会に向け、県内の生産者や農業団体などによる推進協議会が、8日設立されました。

和牛のオリンピックとも呼ばれる共進会。5年に1度開催され、大分県は前々回に「種牛の部」で日本一に、前回の鹿児島大会では3大会連続となる「出品団体賞」を受賞しています。

協議会では悲願の「肉牛の部」での日本一と「種牛の部」での奪還を目指し、親牛の選抜や子牛の育成などを進めます。

(県推進協議会・森誠一会長)「おおいた和牛・豊後牛を全国に知らしめたい。今回も上位入賞を目指して、ワンチームとなって頑張っていきたい」

3年後の共進会に向けて県勢は全9つの区分に、あわせて22頭の出品を目指しています。