コロナで変化した手口とは?

ハッキングの手口はコロナ禍を経て、変わってきました。コロナ前は迷惑メールを送り付ける手口が主流でしたが、コロナ後はリモートワークが広がったことで、自宅などから社内のシステムにアクセスすることが増加。その際に、「VPN」といわれる仮想のネットワークが使われますが、この「VPN」の弱点を探し出して侵入するケースが6割以上に上っているのです。
世界最大のハッカー集団摘発も…

今年2月、欧米と日本などの国際共同捜査によって、120か国で総額800億円の被害を出した世界最大のハッカー集団「ロックビット」が摘発されました。
起訴されたリーダーは31歳のロシア人でした。しかし、これで危険が減ったわけではありません。

山田さんは「ブラックスーツのように新たな組織が次々と誕生している。社会のデジタル化が進むほど、標的が増えるため、ハッカー被害は増える」と警鐘をならしています。
(「サンデーモーニング」2024年7月7日放送より)














