理想のリーダー像、各国で鮮明に…日本は「あきらめ」も

上村彩子キャスター:
各国のリーダー像を取材してみて、特派員は次のように感じたということです。

●アメリカ(NY支局 大橋純 記者)
「ヒーローのような明確な『リーダー像』があった」

●イギリス(ロンドン支局 城島未来 記者)
「“市民の暮らし”への想像力を求める声の多さ」

●フランス(パリ支局 富永高史 記者)
「発言への責任を全うするリーダーへの渇望」

●日本(横山菜穂 ディレクター)
「期待感の薄さ、あきらめ、『若いリーダー』を求める声」

上村彩子キャスター:
私がリーダーに求めたいのは推進力です。インパクトのある言葉を言うだけではなく、本当に推し進める力があるのか、やってきたのかというのを見たいなと思います。

喜入友浩キャスター:
私は、自分が苦しいと感じたことを、同じように苦しいと感じてくれること。ただ、そういう人っているのかなと、少しぼんやりしてきました。

上村キャスター:
そういう人が生まれづらい環境にはなっているかもしれないですね。選挙はやはりお金もかかりますし、看板、知名度、地盤も必要だと思われます。
投票に行くのはもちろんですが、志の高い候補者が生まれるような環境を、私たちが政治に関心を持つことで作っていくのが大事だと思います。