総裁選に影響?福岡の政治家は

その石破氏と、菅前総理とともに7月1日夜に会っていたのが福岡11区選出の武田良太元総務大臣だ。武田氏は6月、菅前総理が主催する萩生田前政調会長と加藤前厚生労働大臣、武田氏の頭文字をとった「HKT会合」に参加するなど存在感を増している。

武田氏と不仲として知られる福岡8区選出の麻生副総裁。唯一派閥を存続させ影響力を保持し、総裁選のキーマンとされている。

麻生派に所属し総裁選への出馬が取りざたされている河野太郎デジタル大臣と6月26日会食したほか、岸田総理とは6月、2週連続で会談している。

麻生氏とともに岸田政権を支えてきた茂木幹事長も総裁選に意欲を見せているが、麻生氏に近いある自民党の関係者は「麻生副総裁は総裁選でどうするか迷っているようだ」と話す。