岩手町では1988年ごろからブルーベリーの生産が広まり、現在町内にはおよそ60件のブルーベリー農家があります。

このうち、2024年観光農園を開くのが4件の農家です。
十和田農園の園主十和田正さんは35年前、ブルーベリー狩りの観光農園を始めました。訪れた人の喜ぶ姿が何よりのやりがいです。

十和田農園 十和田正さん)
「今年は天候に恵まれまして梅雨も遅く、温度も比較的暑く霜にも当たらなかったので、例年よりは出来が良いと感じています」

園内には800本の木があり、極早生品種から晩生品種までこれから1か月、順に食べ頃を迎えます。
2024年一番最初に実ったのは「ウェイマウス」という品種です。

十和田正さん)
「酸味と甘み 甘みの方が少し強い品種ですね」「色がついてから3日ぐらいがちょうど甘味のバランスが取れているんじゃないかな。きょうは良いと思いますよ」