熱海警察署で保管していた66件分の捜査書類を、署員が誤って廃棄していたことが発覚しました。事件はすべて未解決のもので、警察は被害者に謝罪し、再度、聞き取りを進めています。
誤って廃棄されたのは、2019年に熱海警察署で受理した窃盗や傷害、業務上過失傷害の事件66件の被害届などの捜査書類です。静岡県警の発表によりますと、2023年2月、熱海警察署の刑事課で保存期限が経過した書類を、刑事課の複数人の署員が廃棄する過程で、誤った分別が行われ、66件分の捜査書類を捨ててしまったということです。2024年2月、署員が捜査書類の整理をしていたところ、書類がないことに気づき、発覚しました。
66件の事件はすべて未解決のもので、すべての被害者に謝罪し、再度、聞き取りを進めているということです。また、破棄してしまった書類は、産廃業者が廃棄済みで、流出の可能性はないということです。
静岡県警の刑事部刑事企画課は、「業務指導を通して、公文書の適正管理を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。
注目の記事
「道が分からんのよ…」午前3時、車道の真ん中に93歳の男性 携帯には大量の不在着信 25歳の女性がとっさに取った行動は 広島


「水着をずらして性器を...許せない」スイミングスクールで娘が盗撮被害 インストラクターの男は「バレるリスクも低く都合よかった」なぜ防げなかった? 「二度と被害者を出させない」両親はスクール側に"第三者による検証"求め民事調停を申し立て

物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村
